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こわばった表情が酒の肴

よく言われることですが、聖書の内容をざっとでも把握して、ホメロスを読むだけでも視界の開け方が違いますね。他民族文化圏である我々日本人が西洋文学を考える上で、これら(更に言えばギリシャ神話などになるのでしょうか)を読むことは基本中の基本だと言われるのがよくわかります。

もちろん「他民族文化圏であるからこそ自分たちならではの読み方をすればいいのだ」という考え方もあるでしょう。というか、どちらかと言えば今まで僕はそういう読者でした。

しかし、人1人の価値観など往々にして矮小なもので、自分の価値観を投げ打たずに読むことが逆にその作品のオリジナリティーであったり、広がりであったりを捉えにくくさせることも多いと思います。こう考えるようになったのは、僕が敬愛する保坂和志氏の読みの態度に影響を受けたからでもあります。

まずは自分の流儀を投げ打って、それまで持っていなかった視界を体感するということ(これが今の僕にとっては西洋の古典文学をなんとなくでも読んでみる行為にあたるわけです)はただ鵜呑みにすることではなく、ゆくゆくは発想の幅や身の回りの事物への感覚の持って行き方を広げることになるのではないか。連想の奥行きが増すというか。



とはいえ、評価の定まった古典に対する敬意と、目の前の真新しい作品に対して払う敬意の種類は自ずと違ってきてしまうわけで、そう考えると僕は権威主義的な読書の仕方をしているな……とも思う。いずれにせよ古典を学ぶことは基準や感性の受け皿の種類を増やすのに有効であり、無論それに縛られすぎるのもほめられたものではない……という至極当たり前な結論に達しました。




小学生の頃からCHAGE AND ASKAが好きで(実際の僕の音楽にまつわる最も古い記憶が幼稚園のころの「YAH YAH YAH」なので、その意味では幼稚園の頃からか?)今でもよく聴くのですが、そこそこの音楽経験を経た今だからこそ、この人たちの壮絶さがめちゃくちゃよくわかります。本当にJ-POPの極北だと信じて止みません。というかすべての日本人アーティストの中でもトップクラスに好きでリスペクトしています。

太陽と埃の中で
↑動画です。曲全体として文句の付けようの無いとんでもない曲ですが、特にこのCメロ(「風吹く〜」)はその歌詞も相まって筆舌に尽くしがたいものがあります。クソみたいな論評…。

BIG TREE
↑これも動画。この頃のチャゲアスは奇跡。壮大な曲は別にチャゲアスに限らずいくらでもありますが、どこか大陸的なおおらかさを、やや湿っぽさを帯びた日本の歌謡曲の枠の中にギリギリ踏みとどまったまま、どこまでも伸びていくような力強さで圧倒的に表現した曲は他に知りません。この壮大さの種類はB'zなどとは明らかに違います。



そもそもベストセラーである「YAH YAH YAH」にしたって、サビのリズムパターンはモータウンだし、後半ゴスペルだし、もう本当に声の力と突き抜けたテンションだけで全部もってく曲なのにどうしようもなく歓喜の涙が流れるわけで、あんなヒット曲がそれまでの日本にあったんだろうかと考えてしまいます(完全にテンションが上がってるので、あったら全然ご教授お願いします。)。
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