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ジッタリンジン聴いてこれ以上何がいるのかと思った

トゥラリカのレコーディング、ミックスの行程が終了しました。現在、某所での11月のマスタリングのために準備を進めています。


今日はミックスについて書こうと思います。
前回の「無垢な藻類」では、スタジオを使える時間が短かったこと、マイクのセッティングや巨大なSSLミキサー卓の使い方に慣れていなかったことなどもあって、オーバーダブを含めたミックスに時間を使い切れなかったという気持ちがかなりありました。歌や演奏自体も……もちろんそのときやれるだけのことはやったとはいえ、言い出したらキリがないですね。

で、今回はどうだったかというと、おおまかな録音自体がかなり早く終わったおかげでかなり念入りにミックスをやれました。前回同様、実際の作業をやったのは全て大西さん(僕と泉は口出しとオーバーダブだけ苦笑)です。歌やギターを要所要所で重ね、試しながら吟味していくというのをじっくりと行えたわけです。
結果出てしまった(笑)ライヴ感を活かしながら、必要最低限、自分が音源として聴いたときに欲しい広がりを加えたつもりです。レコーディング前〜ミックス中に聴いていたのはジッタリンジン、slint、GNU、self-evidentです。「物凄いソリッド」っていう印象だったものも、実は地味にギターを重ねてたりして広がりを出しているものです。



本当にミックスも作曲の一部だと実感します。自分の曲を最も魅力的に(自分のいいと思うイメージ通りに)プレゼンするには、どこにどのような音をどう配置すればいいのか。当然自分の知らない魅力的な配置、装飾の仕方もあるのでは……となっていくわけで、どこに着地させればいいのかわからない。とにかく知っている感覚の中から良いと思うものに近づけるしかない。バスドラの音はヒカシューの「転々」みたいに……とか。
ミックスも編曲のひとつの形ですが、編曲よりさらに「それまでおろそかにしていた部分と無理矢理向き合わさせられる」感があります。しかもそのおろそかにしていた場所が予想外のところだったりすると余計考え込んでこころが折れそうになるわけですね。あんなに気に入ってた曲でも一気に嫌になってくる。でもそこを越えるとそれまで以上に愛着がわく。


それでもまあ、なんやかんやコンプの掛け具合を変えたりリミッター外したりリヴァーヴ切ったりこんな声出るんかよという音程でハモったりなんやかんやで事前にある程度考えていたミックスのアイディアとメンバーの閃きを行ったり来たりしながら完成にこぎ着けました。当初の予想よりは良いものになっているのではないでしょうか。少なくとも音そのものは前回より絶対に好みだと自信を持って言えます。今回まだよかったのは「ドラマ」と「ロックンロール」というテーマめいたものが僕の中でグルグルしていて、それのおかげでミックスの方向が決まって行ったことでしょう。なかったらもっと悩んでいた気がする……。このテーマ設定でアルバムが不安になった人もいそうだな(笑)なんにせよ僕が考えたことを実際的な作業でちゃんとモノにしてくれる大西さんには感謝しきりですわ。




ミックスを自分たちでやることのメリット/デメリットなんて計りきれないですね。とにかく、ミックスを作曲行為の範疇だとして、納得いくまでやれるだけやるしかなくて、そこまで終わったら第三者の客観的なマスタリング
で僕らに磨けない部分を磨いてもらって仕上げと。今はそれしか知らんけどこれはこれでかなり性に合ってる気がします。信頼出来る人がいて、やれるだけやったあと最終的に「もう無理!あとは頼んだぞ!!」と丸投げ出来る、ってのはこれ物凄い贅沢でワクワクしますよ。僕たちは前回のマスタリング見学でガチのマスタリングエンジニアという人種がいかに化け物かというのを目の当たりにしたのでね。楽しみです。
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